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『君の名は。』の感想~DVDを観て気になるポイントをまとめた

投稿日:2017年10月11日 更新日:

2017-10-07_10h21_09 『君の名は。』の感想~DVDを観て気になるポイントをまとめた

こんにちは。アニメと声優さんが大好きな20代女子、ふーみんです!

今日の長野の最高気温は29度!! 10月になって、夏が戻ってきました~(;´∀`)

先日、映画『君の名は。』のDVDを観たので、今更ながら感想と考察を書いてみます。

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それではご覧ください!

映画『君の名は。』のあらすじ

以下の記事↓には、『君の名は。』の あらすじを時系列ごとに まとめました。よろしければ、一度ご覧ください。

ただ、映画のあらすじが かなり長いので、もう内容を知っている方や、「長文は読みたくない!」という方は、あらすじの記事は読み飛ばしていただいても 大丈夫です。この後の2.『君の名は。』を観ようと思ったきっかけの部分を ご覧ください。

 

『君の名は。』を観ようと思ったきっかけ

本当のところ、『君の名は。』の上映中は、作品には全く興味がなかったんです。どちらかというと、苦手な作品だと思っていました

「なんで?」って思いますよね。

以前、書店で働いていたことが あるのですが、『君の名は。』の関連商品を宣伝するためのDVDが、もう本当に ず~~~~~っと流れているんですよ。あれが 頭の中を、エンドレスに続いているのが トラウマになって・・・

そして何より、あまりに宣伝されると、逆に観たくなくなる心理が ありました。

あれから DVDが発売されて 時間も経つし、お店に行っても たくさん並んでいるし、友達にも熱く勧められるしで、「そこまで言うなら 一度だけ観てみよう」と思い、レンタルして観たわけです。

そうしたら・・・

 

感想にも書いたけど、泣きました(´;ω;`) 私自身が元々 涙もろいっていうのも あるけれど、でもやっぱり泣くと思います!

周りの評判や評価だけで決めるんじゃなくて、「自分の目で確かめてみないと わからないんだな」と、ひしひし感じました。

スタッフさんに心の中で、「今までマイナスな目線で見ていて、ほんとに ごめんなさい!」って謝りましたね(;´Д`)

「一度だけ」のつもりが、返却するまでの間 3回くらい観ましたw

やっぱり、人気が出るには、人気が出るなりの理由というのが ちゃんとあるんですね。

 

感想・考察

『君の名は。』について、一通りの内容が入ってきたら、いよいよストーリーの感想・考察を書いていきます(`・ω・´)ゞ

個人的に感じたことを書いているので、文章に若干 偏りがあるかもしれません。ご了承ください。

 

ティアマト彗星について

2017-10-07_10h21_09 『君の名は。』の感想~DVDを観て気になるポイントをまとめた

物語の最初に、美しい星空を切り裂いて、彗星が雲を突き抜けて地上に向かうシーンから始まります。そして、クライマックスでは、また彗星が落下するシーンが描かれています。大変な災厄となる落下する彗星ですが、瀧と三葉の2人が出会うためには、それが必要なんですね。たくさんの星の中から衝突する彗星が、展開を暗示してるのでしょうね。このことに運命を感じる構成が切ないです。

1200年周期で地球に近づく彗星は、少なくとも三度は落ちています。一度目の落下で、中心に口噛み酒を祀った祠のあるクレーターができます。その時は2400年前で、まだ文字が入っていない時代だから、祠に彗星の壁画があります。二度目の彗星落下で糸守湖が作られ、三度目の落下が 今回のストーリーの軸となりました。

時代的には、恐らく二度目の彗星が落下した際に、「カタワレドキ」という方言が 生まれたのでしょうね。

 

万葉集について

2017-10-07_10h21_09 『君の名は。』の感想~DVDを観て気になるポイントをまとめた

登校してからの授業シーンに、誰(た)そ彼と われを名問ひそ 九月(ながつき)の 露に濡れつつ 君待つわれをという『万葉集』10巻2240番の一首が登場します。これは女性視点の和歌です。現代語訳すると、「“あれは誰?”と私の名前を聞かないで下さい。9月の露に濡れながら 愛しいあなた(男性)を待つ私のことを」という意味になります。

それから、万葉集の中で 上記の歌の次に載せられた歌は、「秋の夜の 霧立ちわたりおほほしく 夢にぞ見つる 妹(いも)が姿を」です。こちらも現代語訳すると、「秋の夜に霧が立ち昇って ぼんやりしているような、おぼろげな夢を見ました。愛しいあの人(女性)の姿を」です。こちらは男性視点の和歌になっています。

瀧と三葉、それぞれの視点をついた和歌に感じられて、よく考えられた授業のシーンでした。

 

瀧と三葉について

2017-10-07_10h21_09 『君の名は。』の感想~DVDを観て気になるポイントをまとめた

瀧と三葉が直接は出会っていないのに惹かれ合うためには、2人が周囲に愛されている必要があったんですね。入れ替わっている間、2人は周囲の人間や環境を通じて、お互いが「どんな人間か」を深く知っていきます。時として人は、自分が自分をどう思っているかよりも、人が自分をどう扱うかによって、より直接的に自分を知ることが出来るのですね。

瀧が描く絵は「街や風景」ばかりで、「人物」は描こうとしません。たぶん彼は街並みや風景が好きで、就活時に建築会社ばかりを狙うという設定に 繋がって行くんですね。これは本作のキャラクターデザインを田中将賀氏に任せ、自身は背景画の作り込みに徹した新海監督自身も モチーフになっているのではないでしょうか。

 

「入れ替わり」と組紐について

作中でも触れられたように、三葉の祖母の一葉も 母親も、「入れ替わり」の経験者なのですね。だからこそ一葉と父親だけが、「目の前の娘が別人と入れ替わっている」ということに気がづくし、父は最後に 入れ替わっていない三葉の説得に応じたのでしょうね。ここに三葉の ―― 宮水家にしかわからない何かがあるのだと感じます。

そして、瀧側には特に異能力が必要ないため、物語の「入れ替わりの力」は、三葉側(巫女側)だけが持っているという設定で成立しています。電車の中で出会った 2013年の瀧に「組紐」を渡すことで、三葉から瀧への印付けが完了したと考えられます。瀧と三葉が、お互いに「赤い組紐」を持つことで、「入れ替わり」の発動条件の一つとなるのでしょうね。

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「出会い直し」について

地球に近づく度、二つに割れて片割れが激突する彗星も、組紐も、「出会い直し」の暗喩になりそうです。

この「出会い直し」が夕方、つまり「黄昏時」限定で起こります。それで日が落ちて夜になると、お互いの意思に関係なく、「出会い直し」が終了するということですね。

作中では特に、お互いの名前を マジックで書いているときに、「出会い直し」の刻限を感じました。

 

勅使河原 克彦について

途中、勅使河原家の町長接待シーンで、隣室にいる勅使河原 克彦が「腐敗の匂いがする」とつぶやきます。これは、三葉のかなり破滅的で犯罪的な避難作戦に、勅使河原が自ら進んで協力する伏線なんですね。このまま田舎町で暮らしていく自分、町長にお酌し選挙協力を約束する父親の姿を自分に重ね、「このまま ああなってしまって 良いのだろうか・・・」という葛藤が、彼に犯罪的な避難計画へ踏み切らせる契機となりました。

物語の中でも、勅使河原は「葛藤を抱えている男子」という役割があるんでしょうね。こういうキャラクター、嫌いじゃないです。

 

新海誠監督について

新海監督自身が「本作のモチーフにした」と語る、小野小町の「思ひつつ 寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば さめざらましを(現代語訳:愛しい人を思いながら眠りについたからだろうか、あの人が現れた夢を、夢だとわかっていれば目覚めたくなかったのに)」は古今和歌集に記載されています。その古今和歌集で、上記の歌の次に並べられた小野小町の歌は「うたたねに 恋しき人を見てしより 夢てふものは 頼みそめてき(現代語訳:ふいに落ちた うたた寝に恋しい人が出てきてしまい、それ以来はかない夢を頼るようになってしまった)」というものです。こちらも前後の歌の関係性が奥深いですね。

そして、新海監督の前作『言の葉の庭』(2013年)でも、万葉集の一首(とその返歌)がとても印象的に使われていました。返歌や類歌は和歌の広がりや、深まりを担う醍醐味の一つですね。

 

母親について

瀧と三葉には「少なくとも17歳時点では 母親がいない」という共通点があるんですね。

「同じものを持っている」よりも「同じ欠落(この場合は母親)を抱えている」という方が、共感や連帯感を得やすい――というのを誰かが書いていました。これは製作サイドが狙った「二人が短期間で恋に落ちても不自然ではない仕掛け」の一つなんでしょうね。

三葉の母親は 三葉が小さい頃に亡くなったけれど、瀧の母親に関する描写は一切出ていませんね。果たして瀧の母親は離別なのか死別なのか、気になります。

 

良かった点

2017-10-07_10h21_09 『君の名は。』の感想~DVDを観て気になるポイントをまとめた

一番凄かったのは「背景」ですね!
リアルな写真かなと間違える位、本当に綺麗でした。よほど綿密に取材をして、美術ボードを作ったんだろうなと・・・圧倒されました。聖地巡礼をしたくなる人の気持ち、理解出来ます。(というか長野だし)

後は、登場人物の躍動感も良かったですね。思春期らしい一生懸命さを見事に描き切っているなと感じました。三葉が躓いて転んで、傷だらけになりながらも、目的に向かって ひたむきに立ち上がる姿には 感動しました。

また、俳優とか声優とかの差別がなく、各々が素晴らしい演技をされており、「俳優至上主義や声優絶対宣言」などという考え方自体を疑問に思いますね。公式でも俳優は大きく、声優は小さくアップしたりせず、同じレベルで扱った方が素敵だと個人的に思います。皆さん、素晴らしい演技でした。

変にキラキラした少女漫画っぽくし過ぎていなくて、その点も高評価です!

それから、最後の階段で すれ違うシーンも グッときましたね。良い感じでハッピーエンドになりました!

「新海監督の作品は最後が 妙に哀しくなる」という事前情報を得ていて、この作品も例外ではなく、最後の最後まで どうなるか わかりませんでした。だけど、一番最後に「ホッ」と出来て安心しました

お互いの身体で二人がやっと出会えたとき、つられて泣きました(´;ω;`)

まあ、男女が入れ替わるというストーリーは決して珍しい話ではありませんが、それでもこの後の2人がどうなるのか、自然と興味が掻きたてられる展開でした。

誰もが「夢って起きたら忘れちゃうよね」とか、「もしかしたら自分にも、出会った記憶を失くしただけの運命の相手がいるかもしれない」とか、身近に感じられるテーマが、至る所に散りばめられているのも 好感が持てました。

いい映画は「また見たいな」って思わせてくれますよね。そして、「好奇心」を未来へ手渡していく力があります。

とても爽やかな気分になれる映画でした。

 

(この作品を気に入った方は、『時をかける少女』(細田守監督・2006年)もぜひ観てみて下さい。似たテーマ、似たモチーフ、似た疾走感を、違うシナリオで楽しむことが出来ます。)

 

まとめ

いかがだったでしょうか。映画『君の名は。』の感想は以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

また、当ブログの人気記事↓も、よろしければご覧ください♪

 

その他、アニメ映画についての関連情報は、こちら↓の まとめ記事にありますので、合わせてご覧ください!

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