こんにちは。アニメと声優さんが大好きな20代女子、ふーみんです!
先週のラジスマ(『宮野真守のRADIO SMILE』)が、野球中継延長のため 休止となり、かなりショックを受けました(´;ω;`) 内容としては、ライブの感想祭りも あって 重要だと思うので、お蔵入りにせず、今週ちゃんと放送して欲しいです・・・
さて、今回も 劇場版全三部作『傷物語』の あらすじを紹介したいと思います。前回は第Ⅰ部の『傷物語 鉄血編』について紹介しました。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみて下さい☆
今回は その続き、第Ⅱ部の『傷物語 熱血編』のあらすじを書いていきます。
それではご覧ください!
☆この記事の内容☆
基本情報
作品概要
映画『傷物語Ⅱ 熱血編』は、西尾維新 原作の青春怪異小説『物語シリーズ』の『傷物語』をアニメ映画化した作品です。西尾維新アニメプロジェクト第3弾の、全三部作で製作されたものの二作目で、2016年8月19日に公開されました。上映時間は69分。
全国117館で公開され、初日を含む3日間の動員が14万8200人、興行収入1億9605万1200円に達し、全国映画動員ランキング8位を記録しました。
総監督とアニメーション制作は、『傷物語』と同じく、西尾維新の『物語シリーズ』を手がけてきた新房昭之とシャフトが担当しています。
四肢を失うという重傷を負った美貌の吸血鬼・キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助けたため、自らも吸血鬼になってしまった男子高校生・阿良々木暦。人間に戻るためには、失われたキスショットの四肢を取り戻さなければなりません。
怪異の専門家・忍野メメの助言を受けて、阿良々木が壮絶な戦いに挑む様子を描きます。激化する戦いの行方や、阿良々木とキスショットの行く末にも注目です。
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 原作:西尾維新『傷物語』(講談社BOX)
- キャラクター原案:VOFAN
- 総監督:新房昭之
- 監督:尾石達也
- 脚本構成:東冨耶子 新房昭之
- 脚本制作:木澤行人 中本宗応
- キャラクターデザイン:渡辺明夫 守岡英行
- 作画監督:守岡英行 山村洋貴
- 美術監督:飯島寿治
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音楽:神前暁
- プロデューサー:岩上敦宏 松下卓也 久保田光俊
- アニメーション制作:シャフト
キャスト(声の出演)
- 神谷浩史:阿良々木暦
- 坂本真綾:キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
- 堀江由衣:羽川翼
- 櫻井孝宏:忍野メメ
- 入野自由:エピソード
- 江原正士:ドラマツルギー
- 大塚芳忠:ギロチンカッター
今回は、吸血鬼ハンターのキャストが ちょっと増えましたね(=・ω・=)
みゆくん再び(・∀・)
ネタバレあらすじ
『傷物語Ⅱ 熱血編』は上映時間が69分で、こちらも映画としては 短い方の作品ですね。内容としては かなり動くので、Ⅰ部よりは ボリューミーです!
それでは、第Ⅱ部結末までの あらすじを、どうぞ ご覧ください(≧ω≦)∂☆
決闘に備えて
雨が降る 私立直江津高校のグラウンドで、阿良々木暦は吸血鬼ハンターの一人、ドルマツルギーと対峙していました。勝利条件として、阿良々木はキスショットの右脚を、ドラマツルギーはキスショットの居場所を懸けて向き合います。
数時間前、キスショットから「大剣二刀流のドラマツルギーは元 人間。そして、現在は吸血鬼」だと聞いた阿良々木は、対決のための対策に頭を悩ませていました。
決戦に向かうため、夜の町を歩く阿良々木。塾廃墟を出ると、真っ直ぐ 書店へと向かいます。そして、自力で戦うために合気道の本と、それだけでは恥ずかしいようで、野球とクラシック音楽の本も購入しました。
公園でバーッと読み、付け焼刃の合気道の知識で戦おうとする自分が、おかしくてたまらない という様子です。
羽川に怒鳴る阿良々木
そこへ羽川翼が通りかかり、阿良々木は後ろから声をかけられます。
驚いた阿良々木は「どうして こんなところに いるんだ?」と考えているうちに、羽川を見つめる状態になっていました。
んん?と首をかしげる羽川は、両手でスカートの前を抑えて、「駄目だよ。今日は見せたげない」と言います。
天然で このセリフを言う羽川に、阿良々木は和みます。
そして、下着の件に関しては 知らばっくれて、ドラマツルギーとの決戦に向かうため、すぐに別れの挨拶をします。
しかし羽川は、せっかく 会ったから少し話そうと言って、追いかけてきます。ここからは、ストーリーとして あまり重要ではない会話のため、省略します。
内容だけ まとめると、
- 阿良々木が買った本について
- 今日、羽川が勉強したこと(かなりスペックが高いです)
- いじめを解消するための方法について
ということを話していました。
ドラマツルギーとの約束を守らなければと焦る阿良々木は、羽川に「そろそろ帰らないのか?吸血鬼に遭遇してしまうぞ」と言います。
すると、羽川は「そろそろ帰るけど、吸血鬼に遭遇するのを期待している」と答えました。
阿良々木は、自分の吸血鬼化を 受け入れている つもりでしたが、事情を知らずに話す羽川に対して、「ざけんなよ!」と怒鳴ってしまいます。謝る羽川。
ハッとなり、阿良々木は謝ろうとしますが、羽川を帰らせるために 罵声を浴びせ続けます。そして、羽川が自分の携帯に入れたアドレスを、彼女の目の前で消してしまいます。
羽川を巻き込みたくないという理由は もちろんありました。しかし、吸血鬼に会いたいと 安易に言う彼女に対し、憂さ晴らしで八つ当たりをしてしまったのです。
しかし羽川は、普通なら泣き出してしまうようなことを言われても、「ごめんね、そんなこと言わせちゃって」と言い、笑って帰って行きました。
駆け去った羽川を見送り、阿良々木は ドラマツルギーとの対決の覚悟を決めます。
ドラマツルギーとの戦い
目的は勧誘
羽川と別れた阿良々木は決闘場所へと向かいます。場所は阿良々木の良く知る、直江津高校のグラウンドでした。それは、阿良々木の良く知る場所を戦場にして、地の利を使って戦えるよう 忍野メメが用意していたのでした。
グラウンドに到着すると、中央には 既に到着していた ドラマツルギーが、胡坐をかいて待っていました。彼は なぜか、大剣を所持していません。
喋り始めたドラマツルギーの目的は、退治ではなく勧誘だったのです。最強の吸血鬼の眷属となった 元人間・阿良々木暦を勧誘しに来たのです。
仲間になったときの初仕事が キスショットの始末と言われ、阿良々木は断ります。交渉は脆くも決裂します。そして、冒頭のシーンへと繋がり、
- 阿良々木が勝てばキスショットの右脚を返してもらえる。
- ドラマツルギーが勝てば、キスショットの居場所を教える。
という条件で、阿良々木はドラマツルギーと激突しました。
戦闘開始
開始早々、素手で戦うドラマツルギーは、阿良々木に打ち込んできました。巨漢とは似つかわしくないスピードのパンチ。阿良々木は吸血鬼の目で見えましたが、避けられません。その場で、彼の左腕は吹っ飛んでしまいます。
そして、阿良々木は恐怖に陥り、学校内を逃げ惑います。そのとき、地面に転倒して左手をつきます。無くなった左腕は、吸血鬼の治癒能力により 既に再生していたのです。
再生により恐怖が消えて、覚悟が決まった阿良々木。そして、ドラマツルギーを屋上に誘い出し、攻撃をかわしつつ、付け焼刃で勉強した合気道の関節技で腕を決めます。
そのまま 降参させようとしますが、締め上げている阿良々木の腕が、突然もぎ取られてしまいます。
阿良々木は誤解していました。ドラマツルギーは大剣を持って来ていないのではなく、それは両腕を変化させて作られた、身体の一部だったのです。
切れた腕は蒸発して、また新しく再生されます。
ピンチに陥った阿良々木は、ある作戦を思いつきます。
逃げるかのように駆け出した阿良々木は、体育倉庫に向かいます。そして、たくさんの野球ボールのうちの一つを掴み取り、ドラマツルギーに投げつけました。
合気道のものと一緒に買った、野球の教本が役に立ちました。そして、ビギナーズラックのためか、ドラマツルギーの肝臓に命中したのです。
ボールが当たり、ドラマツルギーは動きを止めて しゃがみ込みます。その隙に、阿良々木は残りのボールを投げつけますが、一向に当たりません。そうこうしているうちに、ドラマツルギーは再び立ち上がります。
「野球ボールくらいの柔らかいボールなら、来るとわかっていれば 動きは止まらん」と言って、ドラマツルギーが特攻して来ます。そのとき、阿良々木の最後の一球が彼の顔面に炸裂して、動きを止めました。
なぜ、ドラマツルギーは止まったのか?それは、野球ボールの籠の中に一つだけ、砲丸が混ざっていたのです。
最強の吸血鬼の眷属
そして、阿良々木は気づきます。吸血鬼化で力が上がっているので、野球ボールは『軽すぎて』当たらなかったのです。今の彼には、砲丸くらいが 丁度いい重量だったのです。
ドラマツルギーが起き上がる前に、野球部のローラーを片手で振り上げ、とどめの一撃をすることに。
しかし、意外にもドラマツルギーは、その場で 手を挙げて降参しました。理由は、阿良々木の力でローラーを喰らっては、ドラマツルギーは再生に時間がかかるからということです。
最強の吸血鬼・キスショットの眷属となった阿良々木の、一瞬で再生される治癒能力は、通常の吸血鬼とは格別だと認識させられるのでした。
「右脚は忍野メメに渡しておく」と言って、最後に もう一度 阿良々木を勧誘し、霧に変身すると、ドラマツルギーは帰ったのでした。
本当の友達に
一人目に勝って一安心する阿良々木でしたが、グラウンドを整備しようとすると、誰かが校舎の陰にいることに気づきます。
阿良々木は、忍野が見守っていたのかと思いましたが、そうではありませんでした。見ていたのは、羽川だったのです。近づいて来て、「今の、何?」と聞く羽川。
阿良々木を探して、校舎の前に置いてあった 合気道の本を見つけると、侵入して来ていたのです。ごまかそうとする阿良々木は、また わざと冷たい言葉を投げかけます。
しかし、無理していることを羽川に 気づかれてしまいます。
「阿良々木の力になりたい」と言う羽川に対し、阿良々木は、「彼女を傷つけたくない、人間強度が下がる」という理由から、あえて羽川を突き放そうとします。
しかし、どこまでも自分に対して優しい羽川に対して、阿良々木は気づきます。羽川は良い奴だけど、それだけじゃなくて、強い奴なんだと。
阿良々木は、思わず羽川に謝ると、「友達になってください」と 頭を下げるのでした。
労いの言葉
とりあえず、夜が深すぎるため、羽川に事情を説明するのは明日 ということに なりました。
そして、塾廃墟に戻った阿良々木は、キスショットから よくやったと言われます。しかし、「ドラマツルギーは3人の中でも物わかりの良い方なため、他の2人は そうもいかない」と言います。
二人が会話をしている間に忍野が帰って来て、阿良々木に 労いの言葉を伝えます。あのとき、忍野は本当に見守っていたんですね。
キスショットに約束の右脚を手渡すと、食事をするから部屋から出て行くように言われます。そして、一人部屋に残ったキスショットは、取り戻した右脚を、自分の口に入れて取り込みます。
阿良々木の疑問
部屋から出た阿良々木は、自分の切られた腕が消えたことを思い出し、キスショットの手足が消えなかったことに疑問を抱きます。忍野は、キスショットが貴重種であり、ハンターたちが奪ったのは、彼女の最強の吸血鬼としての存在力だと言います。だから、消滅を禁じることによって、再生を禁じたとされる と語ります。
そして、断定は出来ないが、次の相手は恐らくエピソードになる と言います。
こんな話もしていました。阿良々木は「自分が本当に人間に戻れるのか?」という不審を口にしますが、彼が今 生きているのは、キスショットの お蔭だということ。
吸血鬼には、血を吸う理由が2つあります。1つは『眷属作り』、もう1つは、『食事』のためです。
実際、吸血鬼は眷属を あまり作りたがらないのですが、キスショットは それをしませんでした。食事にしていれば、今より幾分マシな姿で生き延びていたでしょう。
なぜ、そうしなかったのか?
それは、助けてくれた阿良々木の命を失わせるのは忍びなかったのです。キスショットは、自分も無事で阿良々木も無事、という選択肢を選びました。
阿良々木に対して、「キスショットはとても誠実なので、心配しなくても人間に戻れる」と忍野は言いましたが、むしろ人間に戻ったときの方が心配なようです。
「自分を被害者だとか思うな、被害者面は気に入らないぜ。」と言いました。
阿良々木は、日光に焼き殺されそうに なったところを、キスショットに助けられたことを思い出しました。
部屋に戻ると、既にキスショットの食事は終わっていて、少しだけ 姿が成長していました。何とも美少女で、阿良々木は思わず見とれてしまいます。
羽川の差し入れ
その夜、阿良々木は塾廃墟に羽川を呼び出し、春休み初日から今朝までの事情を説明しました。
すぐに理解した羽川は、「阿良々木が吸血鬼に遭遇したのは、噂をした自分が原因かな?」と言いました。噂をすれば ―― というやつです。
― それはおかしい。なら羽川の前にも吸血鬼が現れなきゃならない ―
と思う阿良々木でしたが、実は遭遇していたのです。そう、吸血鬼化した阿良々木自身に。
阿良々木は彼女が吸血鬼に会いたがっている理由を尋ねますが、彼女は現実逃避だと答えました。
そして、阿良々木は 羽川に持って来てもらった服に 着替えようとしますが、彼女は彼の体格が変わったことを指摘します。すると、眠っていたキスショットが寝ぼけたまま、「吸血鬼になると回復力によって肉体が健康になる」と語ります。
次の戦いに備えた 羽川の差し入れももらいました。羽川の考えで、合気道は人間のやるものだから、吸血鬼の力を持つ阿良々木には もっと人間離れしたものを と思い、学園異能バトルのマンガを10冊ほど買ってきていたのです。
その後、汚れた部屋を掃除し始めた羽川。なぜかそこには、阿良々木が初めて羽川と会った日に捨てた・・・はずの本がありました。
「阿良々木が大事そうにしていた」と言って、キスショットが拾っていたのです。
その一冊には、『眼鏡の委員長特集』という おバカな企画が載っています。羽川は イタズラっぽい笑みを浮かべて、「なにこれ?」と言いました。
苦戦を強いるエピソード
不意打ち
次の相手は、体格の3倍はある十字架を武器にする、白ランを纏った三白眼の男・エピソード。吸血鬼とのハーフです。実際、ハーフというのは 半分人間だから、吸血鬼には受け入れられないらしく、吸血鬼に対して強い憎しみを持っている とキスショットは語りました。
吸血鬼より不死力が弱い代わりに、その弱点も持っていません。太陽の下を歩けるし、影も落とします。
阿良々木との対決の場にやって来たエピソードは、阿良々木を化け物と呼び、手加減しないと宣言します。そして、「何の勝負でも負ける気がしない」と言いました。
戦いの前に手を差し出してきたエピソードを意外と律儀な奴だと思い、手を差し伸べる阿良々木。しかし、エピソードの手はハサミに変わりました。不意打ちです!
阿良々木は「忍野は苦手だが、お前は嫌いだ」と口にします。
そして、ここでも ドラマツルギーと同様、勝敗の条件を確認します。
霧と化す身体
戦いが始まると、最初に仕掛けたのは阿良々木でした。経験の少なさから、防戦に回れば動揺するのが 目に見えていたためです。
マンガで読んだ通り、体重を乗せた拳を繰り出します。しかし、エピソードは身体を霧に変えて瞬間移動し、攻撃をかわしました。
阿良々木に隙ができても、霧になっている相手も攻撃出来ません。霧のまま離れていくエピソード。
次の瞬間、巨大な十字架を投げつけて来ました。阿良々木は避けたように思いましたが、頬に当たっていたのです。すると、その部分は燃え始めます。
十字架は吸血鬼の弱点なのです。直接触れると、回復が異常に遅くなります。
そこで追い打ちをかけることはせず、エピソードは霧になって十字架を取りに行きます。
その後も十字架を投げ続けてきます。十字架にも エピソードにも 触れられない阿良々木に、打つ手はありません。
羽川のアドバイス
そのとき、阿良々木を心配して、こっそり見に来ていた羽川が、彼らの前に飛び出します。ドラマツルギーは その羽川に対して、何の躊躇も無く 十字架を投げつけました。
羽川は 脇腹を大きく えぐられてしまい、その場に倒れ込みます。阿良々木が駆け寄ると、彼女は残りの力で アドバイスを与えました。
- 相手は霧 ―― つまり水であること
- 走り幅跳びの記録は、どれくらいか ということ
阿良々木は すぐに理解しました。そして、羽川を横たえると、すぐに作戦を実行します。
再び投げつけられた エピソードの十字架は、『ある場所』に突き刺さりました。取りに行くエピソードと同時に、走り幅跳びを始める阿良々木。
そして阿良々木は、その『ある場所』へと着地しました。砂場です。20mは跳んだ阿良々木の着地により、砂塵が舞い上がります。
十字架を取りに来たエピソードに 砂がかかり、霧になっていたエピソードは 姿を現します。そして阿良々木は馬乗りになって エピソードの首を絞めました。
普通の人間である羽川を攻撃されたことで、激昂して冷静さを失っている阿良々木。その肩に手をかけ、「それまでだ」と制したのは 忍野でした。
見ると、エピソードは完全に白目をむいていました。
吸血鬼の血に 含まれる力
「お前なら羽川を止められた」と忍野を責める阿良々木。忍野は「料金外だし、自分は一般人には関われない」と言いつつ、追加料金100万で、彼女を助ける方法を教えます。
吸血鬼の血には治癒能力があるそうです。阿良々木は すぐに自分の身体に傷をつけて、その血を羽川の傷口に注ぎました。すると、彼女の傷は見る見るうちに塞がっていきます。完全に治った羽川の腹部に抱き着く阿良々木。
何とか一命を取り留めた羽川は、意識を取り戻すと、阿良々木に笑顔を向けるのでした。
最も厄介な相手
塾廃墟では、自分の左脚を取り戻したキスショットが、さらに元の姿に近づいていました。
しかし、あくまで不死力を取り戻しつつあるだけで、吸血鬼としての力は十分ではありません。そのため、最後の戦いも阿良々木に託すことを伝えます。
そして、キスショットから次の相手、ハリネズミのような髪型をしたギロチンカッターの説明を受けます。
ギロチンカッターは今までの相手とは違い、吸血鬼でもハーフでもない純粋な人間です。しかし、ある意味で 今までの相手の中でも一番厄介かもしれない ということです。
ギロチンカッターは聖職者で、とある歴史の浅い新興宗教の大司教です。その新興宗教は、怪異の存在自体を否定しているため、存在するはずのない者を 自ら消滅させるために動いているのです。
そのため、ドラマツルギーの様に仕事ではなく、エピソードの様に私情でもなく、ギロチンカッターは 使命として動いているのです。だから容赦がなく厄介な存在だ ということです。
阿良々木は「どうすればいい?」と キスショットに聞くものの、「好きにするが良い。」と言って 寝てしまいました。深い時間だしと、続けて阿良々木も眠りにつきました。
羽川との約束
眠りから覚めた阿良々木の元に、羽川が 道に迷いながらも お弁当を持って来ます。忍野の結界により、塾廃墟は見つけにくくなっているのです。
阿良々木と羽川は、一緒に お弁当を食べながら、エピソードに傷つけられた お腹を心配しますが、ケガは既に 彼の血で治っています。
そして、阿良々木は羽川に、「もう ここへは来ないほうが良い」と言います。自分のために、羽川が戦いに巻き込まれて、傷つけるのが怖い阿良々木。
羽川は「自分の都合で阿良々木を手伝っている」と言いました。しかし、逆に迷惑をかけるのなら、これ以上は何も出来ないと つけ加えます。
阿良々木は「出来ることはある」と言い、春休みが終わった後、学校に登校してくる自分を待っていてくれと頼みます。
羽川は冗談めかして ときめいたと言い、自分の持ち物を阿良々木に渡すと、「春休みが終わったら返して」と言いました。阿良々木は「ギロチンカッターに必ず勝つ」と言い、新学期に会おうと約束して、立ち去る羽川を見送ったのでした。
その後、塾廃墟に駆けつけた忍野が、浮かない表情で現れました。彼は どうやら、しくじったようです。忍野から出た言葉は、「委員長ちゃん(羽川)が さらわれた」でした。
「どうすればいい?」と訊ねる阿良々木に、忍野は「――――」と言いました。
ギロチンカッターとの対決
勝敗は一瞬
卑怯なことに、羽川を人質にとったギロチンカッターは、その日の夜に 直江津高校での決闘を申し込んで来ました。
阿良々木が決闘場所に到着すると、ギロチンカッターは 羽川の首を掴んで 待っていました。そして、彼女の命と引き替えに、阿良々木に敗北を要求したのです。
首を掴まれて 息が出来ない羽川ですが、阿良々木に「かまわないで戦って!」と叫びました。しかし阿良々木は、「羽川に会えないのでは、人間に戻る意味がない」と言います。
そして、勝敗は一瞬にして決まります。凄まじい力を発動させた阿良々木は、羽川を助け、ギロチンカッターを 地面に叩きつけて 打ち倒したのでした。
忍野の助言
阿良々木が取った策は、羽川が さらわれた責任を感じた、忍野が アドバイスしたものでした。それは 人間を捨て、吸血鬼の力で 自分の腕を植物に変形させて 近づく ―― というものでした。
キスショットの両腕を返して もらうため、ギロチンカッターの口を縛り、生かしたまま気絶させます。
しかし、阿良々木は 自分が既に、人間ではなく化け物である という想いを、切に噛みしめるのでした。
~Continue~
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は映画『傷物語Ⅱ 熱血編』のあらすじを紹介してきました。この記事を読めば、大方の話の流れは わかると思います。
こちらも、感想の記事は後でアップしますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
こちら↓に『傷物語Ⅱ 熱血編』を観た感想の記事もあります。ぜひ合わせてご覧ください☆
また、当ブログの人気記事↓も、よろしければ ご覧ください♪
その他、アニメ映画についての関連情報は、こちら↓の まとめ記事にありますので、合わせてご覧ください!