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映画『この世界の片隅に』ネタバレ。結末までのあらすじをまとめた

投稿日:2017年10月23日 更新日:

2017-10-23_10h44_25-1 映画『この世界の片隅に』ネタバレ。結末までのあらすじをまとめた

こんにちは。アニメと声優さんが大好きな20代女子、ふーみんです!

台風の影響で、自宅の畑が 悲惨なことに なっております・・・ 皆さん、大丈夫でしょうか?(´・ω・`)

先日は、友達からDVDを借りて、映画『この世界の片隅に』を観ました。長くなりますが、ストーリーのネタバレを入れた あらすじを、時系列ごとに 紹介して行きます。

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それではご覧ください!

基本情報

作品概要

映画『この世界の片隅に』は、2016年11月12日に公開された 長編アニメ映画です。上映時間は126分間。

原作は、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した、こうの史代のコミック『この世界の片隅に』を元にしています。それを、『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督によりアニメ映画化されました。

能年玲奈から改名したのんが、主人公すず役で アニメ映画の声優に初挑戦しました。

公開日の上映館数は63館でしたが、徐々に規模を拡大し、累計380館を超え、累計動員数が200万人、興行収入は26億円を突破しました。これは、ミニシアター系の映画としては異例のヒット記録ですね。他にも、公共ホールなど 340以上の会場で上映会が行われ、日本国外では世界50以上の国と地域で上映されました。制作の足がかりとなる資金を、クラウドファンディングで 一般から調達したことでも知られています。

そして、口コミやSNSで徐々に評判が広まって行き、15週連続で興行ランキングのトップ10入りを果たします。第90回キネマ旬報トップ10では、『となりのトトロ』以来となるアニメーション作品での1位を獲得するなど高く評価されました。第40回日本アカデミー賞でも、最優秀アニメーション作品賞を受賞。海外でも、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門で、審査員賞を受賞するなど、多くの賞を獲得しました。

昭和19年(1944年)、広島市江波(えば)から 呉市(くれし)に 18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の最中にあっても、工夫を凝らし豊かに生きる姿を描いています。

 

スタッフ・キャスト

スタッフ

  • 監督:片渕須直
  • 原作:こうの史代
  • 脚本:片渕須直
  • 企画:丸山正雄
  • プロデューサー:真木太郎
  • 監督補:浦谷千恵
  • 画面構成:浦谷千恵
  • キャラクターデザイン:松原秀典
  • 作画監督:松原秀典
  • 美術監督:林孝輔
  • 音楽:コトリンゴ
  • アニメーション制作:MAPPA

 

キャスト(声の出演)

  • のん:北條(浦野)すず
  • 細谷佳正:北條周作(ほそや~~ん!!!)
  • 尾身美詞:黒村径子
  • 稲葉菜月:黒村晴美
  • 牛山茂:北條円太郎
  • 新谷真弓:北條サン
  • 小野大輔:水原哲
  • 岩井七世:白木リン
  • 潘めぐみ:浦野すみ
  • 小山剛志:浦野十郎
  • 津田真澄:浦野キセノ
  • 京田尚子:森田イト
  • 佐々木望:小林の伯父
  • 塩田朋子:小林の伯母
  • 瀬田ひろ美:知多さん
  • たちばなことね:刈谷さん
  • 世弥きくよ:堂本さん

失礼しましたw 細谷さんが個人的に好きなもので・・・(;・∀・)

 

ネタバレあらすじ

『この世界の片隅に』のストーリーは、「昭和○年○月」という、細かい時間の流れと共に進んで行きます。

主人公は浦野すず。広島市江波で 海苔を作る家庭に生まれ、兄・要一と 妹・すみの3人兄弟でした。

のんびりとした性格で、しっかり者の兄からは、鈍いと怒られてばかりでした。しかし、すずは手先が器用で、絵を描くのが得意でした。鉛筆が握れないほど小さくなるまで、夢中になって絵を描いているような少女時代を過ごします。

そして、物語はすずが9歳の時から始まります。

それでは、結末までのあらすじを ご覧ください!

 

不思議な体験

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昭和8年、すずが9歳のときです。彼女は広島市内の料亭に 海苔を届けに行くため、ふろしき包みを背負って出かけて行きました。 そして、そこで不思議な出来事を体験します。

途中で道にまよっていた すずは、そこで大きな怪物に捕らえられ、カゴの中に入れられてしまいます。そこには、もう一人男の子がいました。

すずと男の子は、「自分たちは人さらいのバケモノにさらわれ、晩ご飯にされてしまう」と言いました。しかし、二人とも呑気なもので、自分たちの心配よりも、帰る時間の方が気になっています。バケモノのことも「夜になったら眠ってしまう」と言います。

すずは作戦を立てて、背負っていた海苔を使い バケモノに夜だと思い込ませ、眠らせました。そして、すずと男の子は 無事にカゴから逃げ出します。

そこへ、遠くから男の子の父親が「周作」と声をかけてきました。周作と呼ばれた男の子は、もんぺに書かれた名前から すずの名を知り、別れを告げて立ち去っていきました。

家に帰った すずは、その一件のことを絵に描き、妹のすみに見せてあげます。絵を描くのが好きなすずでしたが、人からは、よく ボーッとしていると言われるので、彼女自身もその体験が本当だったのか、夢だったのか確信が持てずにいました。

 

その翌年の夏休み。すずは 妹の すみ、兄の要一と共に、兄妹3人で 親戚の家までスイカを届けに行きます。

そこで昼寝をしていた すずは、不思議な女の子が 天井裏から出て来て、自分たちの食べ残しのスイカを食べているのに気づきました。すずが たくさんスイカを貰って来ると、女の子は既に姿を消していました。

親戚の叔母さんに聞くと、「座敷童子だったのではないか」と言いました。

そして、親戚の家を出るとき、すずは座敷童子のために着物を置いて行きました。しかし、すずは そのことで 兄の要一に叱られてしまいます。彼女は 密かに、そんな乱暴な兄のことを「鬼いちゃん」と呼んでいました。

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白いウサギの絵

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昭和13年、すずが12歳のとき、中学校で海の絵を描く課題が出されます。「描いた者から帰ってよし」と言われ、すずは早々に描き上げて帰宅します。

しかし、おつかいに行く途中、同級生で幼馴染の水原哲が、海の近くで 絵を描きかけたまま、ボンヤリしているのを見つけます。「描かないと帰れんよ?」と声をかけると、水原は「描きたくない」と言います。水原の兄は海軍に入ったものの、転覆事故で亡くなっていたのです。

すずは そんな水原の代わりに、海の上を白いウサギが跳ねている絵を描いてあげました。すると、水原は「こんな絵じゃ海を嫌いになれんじゃろうが」と言い、絵を持ち帰って行きました。

その後、すずが描いた その絵は、水原の名前で絵画コンクールに出展され、見事に受賞しました。

 

北條家に嫁入り

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そんな すずに転機が訪れたのは、昭和18年、すずが18歳のときです。海苔作りの仕事を手伝っていたすずの元へ、北條周作という青年が、父親と共に訪ねて来ました。幼少時代に、すずと一度会ったことがあり、その際に一目惚れをして、縁談の話を持ち込んだのです。周作は、広島から2時間程電車を乗り継いだ、呉の高台にある北條家の長男であることや、呉の鎮守府内の海軍軍法会議で、『録時』として働いていることを話しました。

「嫌なら断れば良い」と言われた すずですが、嫌かどうかも わからないでいる うちに、縁談の話は とんとん拍子で進んで行きます。そして、翌年の昭和19年に、相手方の北條家がある呉で、祝言を挙げることになりました。北條家は優しい父、病弱な母、そして周作の3人暮らしでした。

すずを含めた浦野一家は、呉を訪れます。当時の呉は軍港で、多くの軍艦が入港していて活気のある街でした。

既に太平洋戦争が始まっていて物資が不足していましたが、北條家では訪れた浦野一家に、精一杯の もてなしをしてくれました。しかし食事の間、新郎である周作は、緊張した面持ちのまま何も口にしていません。

宴席が終わり、浦野家の一家が帰った後、すずは改めて新しい両親に挨拶をして、北條家の一員となりました。

その日の夜、最初は ぶっきらぼうだった周作でしたが、すずと二人きりになった途端、安心したように干し柿を食べ始めます。すずは「どこかで周作と会ったことがないか」と訪ねます。周作は「小さい頃に会った」と言い、「すずの口元のほくろまで覚えていた」と言いました。

翌朝から、早速すずは北條家の嫁として、懸命に働きはじめます。朝ご飯の支度をして、配給の当番に出かけ、隣組の人たちと共に焼夷弾についての講習を受けに行く という生活でした。

 

義姉の出戻りと里帰り

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昭和19年の3月になって、周作の姉である径子が、娘の晴美を連れて帰って来ます。当時としては先進的な女性だった径子は、嫁ぎ先とも折り合いが悪く、実家に帰って来たようでした。

径子は すずとは真逆の性格で、テキパキと行動し、おっとりした すずには絶えず小言を言っていました。

しかし、娘の晴美と すずは とても仲が良く、二人でよく遊んでいました。戦時中のため、決して裕福な生活とは言えませんでしたが、晴美は軍艦が好きだったので、すずが軍艦の絵を描いてあげるなど、ささやかに楽しい生活を送っていました。

 

あるとき、径子は すずが嫁入りしてから一度も里帰りを していないと知りました。北條家の人々も気づかなかったことを詫びて、すずの里帰りが決まりました。

約一カ月ぶりに実家に帰省した すずは、早速 家族の前でだらけて叱られ、妹の すみと一緒に お風呂に入ったりとリラックスしていました。しかし、夜になって寝ようとすると、すみに「10円ハゲが出来ている」と指摘されます。生活環境の変化は、のんびり屋のすずにとって、大きなストレスになっていたのです。

翌朝、実家を出た すずは、広島の市街地を通りながら、あちこちをスケッチしていました。そのうち、なんと汽車の切符を買いそびれてしまいました。仕方なく再び実家へ戻った すずに、家族はみんな呆れてしまいました。

4月になり、すずは北條家に戻りますが、元気がなくなっていました。家の近くの畑で、たんぽぽを見ていた すずに、仕事帰りの周作が声をかけます。周作は「すずが広島の実家が恋しくなったのでは」と労り、彼女の頭を撫でようとしますが、すずは強がって その手をはねのけます。実は、ただ単に10円ハゲに気づかれたくなかった だけでした。

 

戦況の悪化と建物疎開

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5月、径子は晴美を連れて嫁ぎ先に戻って行きました。

戦況の悪化に伴い、配給がさらに少なくなったため、すずは ご近所さんから食べられる野草を教えてもらいます。

たんぽぽ、すぎな、すみれ、はこべ…。それらで工夫して作った料理は、時には失敗することもありましたが、周作も義両親も喜んでくれました。

 

6月になり、呉の街では、建物疎開といって、空襲による火災を防ぐための空き地を作るように なっていました。

径子も嫁ぎ先の夫が病死し、経営していた店も建物疎開の対象となったため離縁し、晴美を連れて北條家に戻って来ました。彼女にはもう一人、息子の久夫がいましたが、そちらは跡取り息子として、嫁ぎ先に残して来たのでした。

 

7月になって、戦局がますます緊迫してきて、呉の街でも空襲警報が出されるようになりました。北條家も空襲に備え、ご近所さんと共に防空壕を作り始めます。建物疎開で取り壊された径子の家の木材を使って、北條家の裏庭に防空壕が作られました。

すずが 掘り出した土を畑へ運ぶと、晴美が軍港を眺めていました。晴美は幼い頃から、兄の久夫に軍艦の種類を教えられ、詳しくなっていました。

 

ある日のこと、畑から港の軍艦をスケッチしていた すずは、通りがかりの憲兵に見咎められ、スケッチブックを没収されてしまいます。

彼らは すずの行動をスパイ行為と決めつけ、北條家に向かうと、径子と義母のサンを叱責します。二人は神妙な面持ちでしたが、憲兵が立ち去って、周作が帰ってきた途端に 大笑いしました。普段のボンヤリした すずを知る北條家の人々は、憲兵の決めつけがおかしくてしかたがなかったのです。

周作も笑って、没収されたスケッチブックの代わりに、小さな帳面をあげました。

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闇市での、遊女との出会い

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8月になって配給は さらに削減され、ついに砂糖の配給も停止になります。そして、晴美が貴重な砂糖壺を水の中に流してしまったのです。仕方なく、すずは砂糖を買うため、呉の闇市へ出かけます。

他と違って祭りの ときの ように賑わう闇市の様子に、すずは目を丸くします。他では手に入らない物も買える闇市ですが、値段が高いため、目当ての砂糖は ほんの少ししか買えませんでした。物価の高騰ぶりに不安を抱きながら、すずは闇市を後にするのでした。

しかし、その帰り道が分からなくなって、迷子になって しまいます。あちこちで道を聞いてみても、通りを歩く人たちは 皆 地理に疎いようで、要領が得られません。途方に暮れた すずは座り込み、小石を使って道に落書きを始めました。

するとそこへ、白木リンという綺麗な遊女が通りかかります。彼女は、すずが描いていたスイカやキャラメルの絵を見て喜び、すずに帰りの道順を教えてくれます。

この地域は身売り されてきた女性が多い遊郭で、周辺の地理に詳しい者は ほとんどいないのでした。リンも昔、広島にいた時期は浮浪児だったのです。そして、「その頃に勝手に上がり込んだ家で、スイカを食べさせてもらった経験がある」と話します。

すずは気づきませんでしたが、リンは すずが10歳の時に出会った、あの座敷童子だったのです。

リンから教えられた道順をたどり、すずは無事に家に帰る事が出来たのでした。

 

9月、仕事場の周作から、ノートを届けるように頼まれた すずは、呉の街へ出かけます。

しかし、それは周作が すずを街に連れ出すための口実でした。「たまには家を出て息抜きせんといかん」という周作の気遣いに、すずは思わず笑ってしまいます。

残念ながら、呉の街には大きな軍艦が帰港しており、大勢の水兵で ごった返していました。すずと周作は盛り場を避け、人気のない橋の上で立ち話をします。

周作は少し痩せた すずを心配しつつ、改めて「すずを選んだ自分の選択が最良だった」と心情を語るのでした。

 

幼馴染との再会と 兄の死

2017-10-23_10h44_25-1 映画『この世界の片隅に』ネタバレ。結末までのあらすじをまとめた

12月になって、海軍に入隊していた水原が、北條家を訪れました。すずに想いを寄せていた彼は、戦争へ行く出征を前に、彼女に会いに来たのでした。

すずの同郷の軍人ということで、北條家は彼を歓迎します。食事の間も お風呂のときも、すずと親しげに話す水原を見て、周作は複雑そうな表情をしていました。

しかしその夜、周作は「もう会うことも ないかも しれないから」と言って、水原を納屋に泊めさせ、すずと二人きりにしてあげました。周作は、すずが水原へ仄かな想いを寄せていたことに気づいていて、その埋め合わせをしようと考えたのです。

水原は すずを抱き寄せようとしますが、すずは「ほんまにごめん」と拒みます。すずの 周作への気持ちを知った水原は、安心したように笑って、「お前は ほんまに普通じゃ。ずっと普通で、まともでおってくれ」と言うのでした。

 

昭和20年2月、「兄の要一が戦死した」という知らせを受けた すずは、合同葬儀のため、周作と共に広島へ帰ります。

しかし、戦場から遺体を回収出来なかったのか、遺骨箱の中は石が入っています。戦場の壮絶さを物語っていましたが、すずを含めた実家の人々は、誰も要一の死を実感出来ませんでした。

呉へ帰る道中、先日の水原のことで、変に気を遣った周作と すずが口論になります。呉の駅に着いても まだ二人の口喧嘩は続いていて、改札の駅員は呆れてしまいました。

 

呉に訪れる空襲と徴兵

2017-10-23_10h44_25-1 映画『この世界の片隅に』ネタバレ。結末までのあらすじをまとめた

昭和20年3月、戦争は いよいよ激しさを増し、軍事基地がある呉にも、米軍の戦闘機が飛来するように なりました。

すずと晴美が畑にいるとき、ついに呉の街にも空襲が訪れます。米軍の戦闘機への対空砲火で、畑に破片が降り注ぎました。このとき、空は 6色の対空砲火で彩られます。

米軍機の目標は軍港でしたが、対空砲火の破片が畑の方にも降り注ぎます。

幸い、北條家に被害は 出ませんでしたが、呉の軍港は大きな被害を受け、民間人にも かなりの犠牲者が出ました。

それからというもの、空襲は立て続けに起こり、怯えながら防空壕へ逃げ込む回数も増えて行きました。

 

そんな中、義父の円太郎が勤務する工場が爆撃され、彼は行方不明となります。周作も海軍に徴兵され、軍事教練を受けることになりました。泊まり込みで、家には三ヶ月は戻れないということです。

すずは不安を感じながらも それを隠し、「周作たちが いない間、この家を守る」と約束します。そして、翌朝には口紅をつけて周作を送り出しました。

円太郎も周作も いない家は、ただただ広く感じられました。

 

6月、「負傷した円太郎が海軍病院にいる」という知らせが届きます。径子は晴美を疎開させるために、久夫のいる下関へ行くことになり、一人で切符を買いに行きました。

その間に、すずは晴美を連れて義父の見舞いに行きます。

円太郎は空襲で負傷し、今まで意識がなかったのでした。大勢の海軍兵たちが入院している病院では様々な噂が飛び交っていて、すずは円太郎から「大和が沈められた」という話を聞きました。

すずと晴美が病院を出た時、再び空襲警報が発令されました。二人は近くの防空壕に入れてもらい、なんとか爆撃をしのぎましたが、家に帰る途中で、埋もれていた時限爆弾に巻き込まれてしまいます。

北條家で目覚めた すずは、自分が晴美と繋いでいた右手を失くしたと知りました。そして、棚の上には晴美の遺骨箱が祀られています。

「ごめんなさい。晴美さん。ごめんなさい。お義姉さん。」

「あんたが ついて いながら・・・人殺し! 晴美を返して!」

最愛の娘を失った径子は、やり場のない怒りを すずにぶつけますが、義母のサンは

「ごめんね、すずさん。あの子も動転しとってねえ。あの子だって本気で言うとりゃせん。あんたが助かっただけでも良かった。」

と言って、すずを慰めました。

 

実家に帰りたくなる すず

2017-10-23_10h44_25-1 映画『この世界の片隅に』ネタバレ。結末までのあらすじをまとめた

7月に入り、退院した義父が家に戻りましたが、再びやって来た空襲が北條家を襲いました。焼夷弾が屋根を突き抜けて、室内に飛び込んで来たのです。すずは一瞬呆然となりますが、布団を被せ、家族と共に必死で火を消しました。

この夜、呉の市街地への空襲で街の大部分が火の海となりました。

空襲警報が解除されてから、軍事訓練が中止になったため 周作が家に帰ってきました。彼の顔を見たとたん、すずは安心して気を失ってしまいましす。

 

気持ちが落ち込み、寝こんだ すずを案じて、実家から妹の すみが見舞いに訪れました。懐かしい妹との再会で、すずは ようやく元気を取り戻します。

その帰りに、すみを送って呉の街まで歩きますが、度重なる空襲によって すっかり焼き尽くされています。

すみは「広島の実家に帰っておいで」と言い残し、帰って行きました。

7月下旬、度重なる空襲の最中、すずは庭に降り立ったサギを見つけて追い立てようとします。そこへ米軍機の銃撃があり、すずは危ういところを戻ってきた周作に助けられました。

しかし、度重なる空襲の恐怖と晴美への罪悪感、そして右手を失った喪失感に耐え切れなくなり、すずは思わず「実家に帰る」と言ってしまいます。周作は必死に説得しようとしますが、すずの決意は変わりませんでした。

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原爆投下と終戦

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そして8月6日の朝。義父と周作が出勤した後、里帰りの支度をする すずに径子が謝ります。

「こないだは悪かった。晴美が死んだんをあんたのせいにして」

そう言って、すずを引き止めようとしました。

思いがけなく優しい言葉をかけられ、心がほぐされた すずでしたが、和んだのも束の間。直後、一瞬の光が空から差し込みます。

庭に出ると、広島の方角には巨大なキノコ雲が発生していました。その約1分後、呉にも大きな揺れが起こり、すずは思わず径子に抱きつきました。

 

翌日、帰ってきた周作や円太郎から「広島に新型爆弾が投下されたらしい」という話を聞かされました。

広島との連絡は、未だに つきません。すずも実家を案じていましたが、ケガが治ってない状態では、どうすることも出来ません。

広島へ支援に向かう ご近所の人たちを見送るだけでした。

すずは この町の人たちみたいに強くなりたいと願い、飛来した爆撃機に向かって「そんな暴力に屈するもんかね」と誓うのでした。

 

8月15日、すずたちは、回覧板で 重大放送があるとの告知を受けます。ご近所さんと共に、ラジオの前で正座して放送を聞きました。

すると、天皇陛下の玉音放送が流れます。それは、日本が戦争に負けたことを告げる天皇陛下の肉声でした。

―― 兄は何のために死んだのか、晴海はなぜ死ななければならなかったのか ――

一同は拍子抜けしたように 力なくその言葉を受け入れましたが、どうしても納得がいかない すずは、

「最後の一人まで戦うんじゃなかったんかね?」と言って、外へ駆け出します。

人前では平静を装っていた径子も、家の裏手で晴美の名前を呼んで泣いていました。

すずは畑で突っ伏し、ひたすら泣きじゃくります。そして、呉の町に立った朝鮮太極旗を見て、自分たちも また誰かを暴力で従えていたことに気づくのでした。

その日の夜、灯火管制は解除され、北條家だけではなく、街のあちこちに明かりが灯っていました。それを区切りとして、義母のサンは、とっておきの白米を一家に振る舞うのでした。

 

この世界の片隅に・・・新たな生活

2017-10-23_10h44_25-1 映画『この世界の片隅に』ネタバレ。結末までのあらすじをまとめた

終戦後しばらく経つと、呉の街も進駐軍で溢れるように なりました。そして、軍で働いていた円太郎と周作は お役御免となり、自宅へと帰って来ました。

英語が飛び交うようになった闇市で、すずと径子は ごった煮の配給を受けます。それは、進駐軍の残飯で作られた雑炊でしたが、すずも径子も美味しさに感激したのでした。

 

年が明けて昭和21年1月、すずは ようやく、周作と共に広島を訪れることが出来ました。そこには、変わり果てた故郷がありました。

浦野家では、原爆が落ちた日、母は即死、父は10月に病死。そして、すみは被害を免れた親戚の家で寝込んでいました。

すみの手には放射能障害の皮膚炎がありましたが、すずは その意味に気づかず、すみを元気づけるために お話をしてあげました。

それは、兄の要一が南の島で ヒゲぼうぼうになり、ワニの お嫁さんを もらって冒険している ―― という物語でした。

親戚の家を後にした すずは、途中で幼馴染の哲の後姿を見かけます。彼も無事に帰還していることを知りますが、すずは敢えて声をかけませんでした。

 

その後、すずは広島の街で仕事を見つけた周作と、待ち合わせをしました。その間、何人もの人たちが、誰かと間違えて声をかけてきます。そこに周作が現れ、

「この街は、みんなが誰かを亡くして、みんなが誰かを探しとる。わしは、すずさんは いつでも すぐわかる」

と言いました。その言葉を聞いて すずは

「周作さん、ありがとう。この世界の片隅に、うちを見つけてくれてありがとう」と言い、

「もう離れんで・・・。ずっとそばに居って下さい」

と、周作の手を握りしめて懇願しました。

そんな二人の横を、いつか見たバケモノが通りかかりました。立ち去って行くバケモノが背負っているカゴの中から、ワニが顔を覗かせました。

 

夜、広島駅で汽車を待っている間、周作は「広島で所帯を持つか?」と すずに尋ねます。しかし すずは、「呉はうちの選んだ場所ですけえ」と言って断りました。

その時、二人の前に一人の女の子が現れます。その子は原爆で母親を失っていて、母親と同じく片腕だったすずに懐いたのです。

「よう広島で生きとってくれんさったね」

すずと周作は、女の子を連れて呉に戻りました。北條家の人たちも、その子をあっさりと受け入れ、径子は晴美の服を出して来ました。そして、新たな生活を始めようとします。

 

その後、クレジットタイトルのバックでは、径子が すずと女の子に服を作ってあげる姿や、すずの絵によって、リンが呉を訪れた顛末が描かれます。

そして最後に誰かの右手が画面にむかって手を振り、物語は終わるのでした。

 

~Fin~

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は『この世界の片隅に』のあらすじを、細かい時系列で紹介してきました。

この記事を読めば、大方の話の流れは つかめると思います。

ボリュームが ものすごいことに なってしまったので、こちらも 感想は次の記事でアップします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

こちら↓に『この世界の片隅に』を観た感想の記事もあります。ぜひ合わせてご覧ください☆

 

また、当ブログの人気記事↓も、よろしければ ご覧ください♪

 

その他、アニメ映画についての関連情報は、こちら↓の まとめ記事にありますので、合わせてご覧ください!

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