こんにちは。アニメと声優さんが大好きな20代女子、ふーみんです!
11月になりましたね。最近になって、我が家では やたら大学いもを大量生産していますw さつま芋が美味しくて、つい 作りすぎちゃうんですよね・・・(;´∀`)
先日は、映画『傷物語Ⅰ 鉄血編』の あらすじを まとめました。今回は、その感想と考察を書いて行きます。
それではご覧ください!
☆この記事の内容☆
映画『傷物語Ⅰ 鉄血編』のあらすじ
まず初めに、以下の記事↓には、『傷物語Ⅰ 鉄血編』の あらすじを まとめました。よろしければ、一度ご覧ください。
上映時間が64分で 割りと短編なので、サクサク読めるかと思います。
ただ、「あらすじなんて、いちいち読みたくない!」という方や、もう内容を知っている方は、あらすじの記事は読み飛ばしていただいても OKです。この後の 2.『傷物語Ⅰ 鉄血編』を観ようと思ったきっかけの部分を ご覧ください。
『傷物語Ⅰ 鉄血編』を観ようと思ったきっかけ
学生時代の友達が やたら文学少女だったので、彼女に勧められて『物語シリーズ』の小説を読んでみました。それで、こちらの原作は 一通り読んだことがあり、TVアニメも放映されたときに観ていました。
今回 映画を観てみようと思ったのは、そのときの懐かしい気持ちからですかね(・ω・)ゝ
感想・考察
『傷物語Ⅰ 鉄血編』について、大体の内容が入ってきたら、いよいよストーリーの感想・考察を書いていきますよ(`・ω・´)ゞビシッ!
あえて 続きのⅡ部・Ⅲ部は観ずに、今回のⅠ部のみを鑑賞した感想です。
あくまで個人の感想なので、文章に若干 偏りがあるかもしれません。ご了承ください。
阿良々木のナレーションが 全くない
私はTVアニメ版『物語シリーズ』での『台詞で埋め尽くされている』感じが好きだったので、「今回の映画でも同じかな?」と思っていましたが、違いましたね。
まず、本作では 主人公・阿良々木のナレーションが全然ありません。TVアニメでは、原作小説のままの『語り』が、各話のプロローグにナレーションで入っていましたが、それが今回は全くないのです。
もう一つは、塾廃墟という、とても閉鎖的で 孤独感のある場所が 舞台になっていること ですね。色調も かなり暗く、登場人物は必要最低限しか出てきません。モブキャラが一切登場しないこともあり、日常とは かけ離れた場所にいるような不安感がありました。
そして、「ズウウゥゥゥゥゥン・・・」という重低音の音響が、本当にリアルに出来ています。暗い色調との相乗効果で、本作には まるでホラー映画のような雰囲気さえ ありました。(実は私、どちらかと言うと ホラーは苦手な方です・・・(´・ω・`))
リアリティ溢れる映像がすごい
TVアニメの 無機質でカラフルで、どちらかというと シルエットに近かった背景。今回の映画では、ほぼ現実の映像を加工したようなCGとなっていました。そして、それに伴うキャラクターデザインも、かなりリアルな感じに変更されていました。特に、阿良々木とキスショットは その傾向が顕著なので、好き嫌いは分かれそうですね。
また、冒頭から意味深に描かれる、塾廃墟の中心にそびえ立つ巨木のアップなど、全てがスクリーン仕様のクオリティは大迫力でした!(家のTVで視聴しました)
それに加えて、阿良々木の家や塾廃墟のデザインも 変更されています。阿良々木の家はTVアニメとは違って 丘の上ような場所に 1軒だけ建っており、室内もフローリングなどがリアルに描写されています。より現実的な”家”に近い内装になりました。塾廃墟も超がつく程 巨大になっていましたが、これは恐らく、戦うときに より派手になるから という理由でしょうね。
キスショットとの出会いの描写
書店へ行った帰り道に出会う、金髪の吸血鬼・・・ 物語の核でもある、キスショットと遭遇する地下鉄駅構内付近のシーンでは、
「・・・---・・・」
というモールス信号が、電光掲示板や シャフト演出でお馴染みの場面転換時に、頻繁に現れていました。「TTT222TTT」と振られたこのモールス信号。振られているアルファベットは、恐らく「トンツー」を表しているのでしょうが、信号自体はSOSのモールス信号のようです。
このモールス信号は、『T2』、テツ、鉄、鉄分 ――『血』を求める キスショットのSOS、とうことでしょうか。
原作がコメディタッチで さらりと描かれていただけに、ここまでシリアスで重厚だと、一度逃げた後で、キスショットの泣き声を聞いて戻ってくる 阿良々木の異質さが 際立ちますね。
原作と違うところは?
まず何よりも大きいのは、吸血鬼化した後で、日の光を浴びて炎上する阿良々木の描写を、オープニングに持ってきたことですね。この冒頭の「どこか知らない世界に放り込まれたような」「何が起こっているのかわからない」不安感は かなりのものです。不吉の象徴であるカラスや、日の丸と太陽が重なっていく絵にも ゾクゾクしました。
作中で描かなかったことで大きいのは、阿良々木の二人の妹の描写が、完全になくなったことでしょうか。それにより、阿良々木の孤独感が かなり増しています。賢明な判断だと思います。
原作のキスショットは、阿良々木に助けてもらうために、かなり情けない・・・もとい悲痛な言動をしていましたが、そこも大分削られていました。これにより、「ごめんなさい」「ありがとう」という キスショットの言葉が より際立つことになるので、個人的には好きです。
そして原作では、吸血鬼ハンターの一人・ドラマツルギーだけが「何を言っているのかわからない」だったのですが、映画では他の二人の吸血鬼ハンターの言動も全く聞き取れない状態になっていました。これは声優を隠しておくという演出でもあるのかな、という見解です。
作画や演出について
アクションシーンの動きがかなり良いです。(おじさん・・・じゃなくて忍野のところも)今回はまだ最初の方なので アクションシーン自体は そんなに多くなく、ごく一部でしか動きの感じは見られませんでした。でも、今後のⅡ部・Ⅲ部では アクションシーンが多くなって来て、真髄が見られるのかと思うと、非常に楽しみです。
それから、全編を通じて、とても細かく綺麗に 作画や演出が なされていたように感じます。キャラクターも背景も最高の出来だと思います。
ただ、絵で遊んでいる感がTVアニメの時よりも強いので、TVアニメ版のような「アニメ!」という感じの綺麗さを求めていくと、びっくりするかもしれません。映画版はかなり遊びが効いているというか、こだわりが強く描写されています。物語シリーズを初めて観る方は、もしかすると戸惑うかも しれませんね。
時間は短かったけれど、見ごたえはありました。やっぱり、1つの作品としては どうしても短さを感じますが、手が込んでいるため、総じて内容の濃さを感じました。原作やアニメが好きな方であれば、一度見てみると良いかと思います。
他の方の感想
ここまでは、個人的な感想を述べて来ました。
他者の感想も参考になるかと思いますので、Twitterから いくつかご紹介します。
傷物語鉄血編見たんだけど、アララギ君が終始「あああああああああああああああああああああああああああ」ってのたうちまわって終わった(率直な感想
— センべい (@bf_north) 2017年5月3日
傷物語、鉄血編見終わった!(今更だけどw)
とりあえず感想としては忍野の身体能力が物凄く高くてかっこいい— ごーすく (@tuxjxcjfy) 2017年1月16日
新着☆ 【感想】『傷物語』鉄血編 作画凄すぎィィ!!!!キスショットとバサ姉が可愛すぎるwwwwwww https://t.co/sQPznVn73R pic.twitter.com/RKNZr7dWkS
— join (@jyoijyoikun) 2017年4月18日
傷物語の鉄血編見たけど残った感想が羽川翼ちゃん可愛いだった
— プランクさん (@platooon) 2016年11月9日
傷物語鉄血編
ようやくみれましたけど
羽川あざとい
忍あざとい
メメ格好よすぎる
くらいしか感想なかったかなぁ。ストーリーはわかってるし、キャラが少ないからあとはキャラ頼りですよね。
忍(この時点ではキスショットか)の可愛さといったら、もうぱない!!
— ぱる (@paruno_baku) 2016年9月24日
まとめ
いかがだったでしょうか。映画『この世界の片隅に』の感想は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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