こんにちは。アニメと声優さんが大好きな20代女子、ふーみんです!
肉まんの美味しい時期になりましたね((*´ω`*))ホクホク♪
さて、今回は 映画『傷物語』の あらすじを紹介したいと思います。こちらは劇場版全三部作なので、まずは第Ⅰ部の『傷物語 鉄血編』から書いて行きますね。
それではご覧ください!
☆この記事の内容☆
基本情報
作品概要
映画『傷物語Ⅰ 鉄血編』は、西尾維新 原作の青春怪異小説『〈物語〉シリーズ』の『傷物語』をアニメ映画化した作品です。西尾維新アニメプロジェクト第3弾の、全三部作で製作されたものの一作目で、2016年1月8日に公開されました。上映時間は64分。
全国108館で公開され、2016年1月9日・10日の初週土日2日間での動員数は13万1973人、興収1億7705万8000円に達し、興行通信社による全国映画動員ランキングで3位を記録しました。3月末時点では動員60万人、興収8億円以上を記録しています。また、日本でのヒットを受けて、ドイツやフランスの主要都市で上映会や劇場公開が行われ、2月26日からは全米30館以上でも公開されました。最終興収は8億2000万円となっています。TVシリーズで『魔法少女まどか☆マギカ』『さよなら絶望先生』などの監督を務めた新房昭之は総監督となりました。そして、代わりにガイナックス出身の尾石達也が監督を務めました。
シリーズ第一作の『化物語』の前日譚にあたる物語で、すべての発端となった主人公・阿良々木暦(あらららぎこよみ)と美貌の吸血鬼・キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードや優等生のクラスメート・羽川翼との出会いを描きます。
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 原作:西尾維新『傷物語』(講談社BOX)
- キャラクター原案:VOFAN
- 総監督:新房昭之
- 監督:尾石達也
- 脚本構成:東冨耶子 新房昭之
- 脚本制作:木澤行人 中本宗応
- キャラクターデザイン:渡辺明夫 守岡英行
- 作画監督:守岡英行 山村洋貴
- 美術監督:飯島寿治
- 音楽:神前暁
- プロデューサー:岩上敦宏 松下卓也 久保田光俊
- アニメーション制作:シャフト
キャスト(声の出演)
- 神谷浩史:阿良々木暦
- 坂本真綾:キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード
- 堀江由衣:羽川翼
- 櫻井孝宏:忍野メメ
映画終幕まで、キャストが4人だけって驚きましたΣ(゚Д゚)
ネタバレあらすじ
『傷物語Ⅰ 鉄血編』は上映時間が64分という、映画としては わりと短い作品なので、あらすじも今まで程は長くならないと思います。
でも まあ、三部作ということで、全作観るなら ある程度長くなりそうですね。
それでは、第Ⅰ部結末までの あらすじを、どうぞ ご覧ください!
優等生のクラスメート
私立直江津高校に通う男子学生・阿良々木暦(あらららぎこよみ)は、何かに取り憑かれたように塾廃墟のビルに入り、屋上へと向かっていました。そこには無数のカラスがいて、阿良々木は そのカラスたちに見守られながら屋上を進みます。
そのとき、曇っていた空が晴れ、日差しが降り注いで来ました。日の光を受けた阿良々木の身体が燃え上がります。そして、阿良々木は もがいてビルから落下し、そのまま燃え尽きようと していました。
そして、話は春休み前日の終業式へと戻ります。
学校帰りに、阿良々木は自転車置き場へ向かうため、校門の前で信号を待っていました。そこで、たまたま メガネをかけた同級生の女子生徒・羽川翼と会います。これが二人の初対面です。
二人とも1・2年のクラスは違いますが、お互いに認識はありました。羽川は委員長の中の委員長で、テストで全教科 満点を取る優等生です。阿良々木の詳細は不明ですが、二人とも学校では有名人。
そのとき、春一番の突風が吹いて羽川のスカートがめくれ、阿良々木は下着を見てしまいます。それがきっかけで、友達のいなかった阿良々木と、優等生の羽川の会話が なんとなく始まります。
羽川は最近この町に金髪美女の姿をした吸血鬼が現れたという噂を口にします。羽川は人より上位の存在に憧れていると言います。「でないと 報われないから」と。
そして、羽川は阿良々木にどうして友達を作らないのかを尋ねました。阿良々木は「友達を作ると人間強度が下がる」と答えます。すると、羽川は阿良々木の携帯に自分の番号とアドレスを登録して、無理矢理友達になったのです。その様子に呆れていた阿良々木でしたが、羽川は図書館へ行くため、そこで別れます。帰り道を急ぐ阿良々木の足取りは、いつしか弾んでいました。
吸血鬼との出会い
その日の夜、阿良々木が本を買いに書店へ行った時に、事件は起こります。
帰り道、突如として町の灯りが消えていき、阿良々木は足元に血痕があることに気づきました。誘われるようにその血痕を追って行くと、無人の地下鉄構内で手足をもがれた状態の金髪美女を発見します。彼は このとき、昼間に羽川が話した「この街には吸血鬼がいる」という話を思い出します。
その女は「我(われ)を助ける為、そなたの血を(1人分まるごと)おくれ」と言い、吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードだと名乗りました。血を失いすぎた彼女は、このままでは再生も出来ずに死んでしまうのです。
その言葉に怯えて 逃げ出そうとした阿良々木でしたが、キスショットは助けを求めて、赤ん坊のように泣き喚いています。
一度は逃げ出した阿良々木ですが、命乞いをするキスショットのことを見捨てられず、彼女のもとに戻ります。そして、決死の覚悟で自分の血を吸わせるのでした。
2日後、阿良々木が目覚めると、そこは どこかの塾廃墟でした。薄暗い場所ですが、彼の目には ハッキリと見えていました。
阿良々木は、自分が生きていることに驚き、傍らには見慣れぬ金髪の幼女が寝ていることに気づきます。
見知らぬ幼女が一緒にいるということで、犯罪の匂いがした阿良々木。彼女はなかなか目覚めず、無断外泊をしてしまったことで、一報入れておく必要があると考えた阿良々木は、外に出ました。
そして、冒頭のシーンへと戻り、阿良々木は燃え尽きかけていました。そのとき、あの幼女が駆けつけて来て、「たわけっ!さっさと こっちに戻ってくるんじゃ!」と言い、意を決したように建物の外へ出た少女は、阿良々木と同じように燃え上がりました。そして、火ダルマになりながら 彼をズルズルと引きずり、塾廃墟の屋内へと引き込みます。
何とか助かった阿良々木は、その幼女から驚きの話を聞かされます。
彼女こそが伝説の吸血鬼・キスショットだったのです。油断したことで3人の吸血鬼ハンターに手足をもがれ、あの場所に倒れていました。
幼女の姿になったのは、阿良々木の血を吸いつくしても、彼の血だけでは足りなかったからと言うのです。そして、自分に血を与えた阿良々木は 吸血鬼の眷属となっており、既に人間ではなくなっていることや、もう日の下を歩けない存在であることを教えられます。
そして、フルパワーを発揮できない彼女は、阿良々木に対して自分のために働くことを要求します。
人間に戻るには?
事情を分かった阿良々木が 人間に戻れるのかを問うと、キスショットは 自分の名前にかけて戻れると答えました。
しかし、そのためには、キスショットを倒した3人の吸血鬼ハンターから、彼女の両手足を奪還して完全体にする必要があると語ります。そして、阿良々木に対して半ば強制的に、自分の手足を取り戻すよう命じるのでした。
ケンカすらしたことのない阿良々木は、無理だと考えます。しかし、吸血鬼となった今では、阿良々木は強くなっていて、逆にキスショットは弱くなっています。
キスショットは、吸血鬼ハンターが まとめて かかって来たので勝てませんでした。そして、今は阿良々木の方が強いため、一人ずつなら楽勝だと彼女は言います。阿良々木は、渋々 引き受けるのでした。
夜になり、「外を歩いていれば 向こうから見つけてくれる」ということで、阿良々木は歩き回っていました。
家には 上の妹に、自分探しの旅に出ると連絡しておきました。ふと見ると、下の妹からメールが届いていました。
「お兄ちゃんへ。時には人は迷うことも必要だけれど、でも、ふと心に余裕ができたときに、ちょっとだけ思い出してみて。チルチルとミチルは、一体 青い鳥をどこで見つけたのかな?」と 妹に諭されます。
吸血鬼ハンターと鉢合わせ
歩き回っていて、ふと気づきます。キスショットの考えには、大きな穴がありました。彼女が3人がかりで やられた相手に、一人ずつでなら勝てると言われたが、一人ずつ戦える保証はあるのか?と。
気づいた所で、時既に遅し。
身の丈は2mもあり、両腕に大剣を提げ、伸びた髪をカチューシャで止めているドラマツルギー。キスショットの右脚を奪った吸血鬼ハンターです。
白ランを着ていて、線の細い見た目だが 身体の3倍もある巨大な十字架を持つ 三白眼の男、エピソード。彼はキスショットの左脚を奪いました。
そして、神父風のローブで大人しそうなイメージの男。ハリネズミヘアーで、目を開けているのかも わからないくらい糸目のギロチンカッター。武具を持っていませんが、両腕を奪ったハンターです。
この3人が既に阿良々木の前に立ちはだかっていました。3人は阿良々木を無視して、誰が戦うか?と話し始めます。そして、下った決断は 早い者勝ちということに。
阿良々木は自分が人間だと主張しますが、ハンターたちは 構わずに3人まとめて襲い掛かって来ます。身体能力は上がっていても、ケンカなど したことのない阿良々木は、すぐに追い詰められられます。頭を抱えて しゃがみ込み、なすすべもなく「うわぁぁぁ・・・」と叫びました。
謎の男、現る
もうダメかと思った そのとき、”謎のバランサー”を名乗る男・忍野メメが乱入し、阿良々木を助けます。
ドラマツルギーの大剣二本を右手の人差しと中指で止め、小指で白刃取りにしています。エピソードの十字架を右足の裏で受け止め、ギロチンカッターの動きは左手を突き出すことで、触れること無く制していました。
そうして 場を収めるのを見ていた阿良々木は、助けられたことにお礼を言います。忍野は「礼なんていいよ。君が一人で助かっただけさ、阿良々木くん」と返します。そして、吸血鬼ハンターの話をする忍野は、その辺りの界隈に詳しそうで、得意げな様子です。
警戒する阿良々木に、忍野は とりあえず塾廃墟に帰ろうと言います。
聞くと、塾廃墟をキスショットに教えたのは、この忍野だったようです。阿良々木がキスショットを助けた夜、阿良々木を引きずって移動していたキスショットと遭遇していたのです。
忍野の仲介料
二人が塾廃墟に着くと、待ち兼ねたという表情で、キスショットが阿良々木を迎えます。阿良々木は、吸血鬼ハンターが3人同時に襲って来て、そこを忍野に救われたことを説明しました。パーツの回収には失敗しましたが、キスショットは落胆しませんでした。
一応、力を無くしたキスショットを 3人がかりで襲っては来ないだろう・・・という考えが あったようです。このままでは、この場所も突き止められてしまうと心配する阿良々木。
忍野は2人が眠っている間にこの場所に結界を張ったから、ハンターたちは来られないと言います。どういうつもりで助けてくれているのかを聞く阿良々木。
それに対して、忍野は助けているつもりは無いと答えます。君達が勝手に助かっているだけだと。
彼の仕事はバランスを取ることであり、妖怪変化『怪異』と呼ばれる存在と人間との間の橋渡し役・交渉人だと語りました。忍野によると、キスショットは怪異を狩る怪異と呼ばれているそうです。
そして、阿良々木をちゃんと人間に戻そうとしているキスショットを気に入ったと言って、そのために力を貸してくれることになりました。忍野が あの吸血鬼ハンターたちと交渉して 一人ずつ対決し、勝てたらキスショットの身体のパーツを取り戻してくれる ということです。
しかし、仕事であるためお金は取ると言います。その代金は、なんと200万!!
キスショットは「200万がどの程度の金額が分からないが、この金額を背負うことができるか?」と阿良々木に問いかけます。キスショットが こう答えた理由は、力を無くしても 忍野のスキルが本物だと わかったからです。
阿良々木は考えた結果、借金を背負うことを覚悟します。そして、忍野の協力を得て、 この日から一緒に、塾廃墟で寝泊まりをすることになりました。
しかし、忍野が「明日からの前途に向けて円陣でも組んでみよっか?」と言いますが、阿良々木とキスショットは全く乗りませんでした。
そして、時刻は既に零時を過ぎ、日付は翌日になっていました。
~Continue~
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は映画『傷物語Ⅰ 鉄血編』のあらすじを紹介してきました。
この記事を読めば、大方の話の流れは わかるはずですが、何せ Ⅱ部とⅢ部に続くので 話の区切りが中途半端で・・・(´・ω・`)
こちらも、感想は次の記事でアップします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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